都心に住んで子供が生まれて、最初に驚いたのは幼稚園に入るのに、すごい倍率だということだった。
近所の幼稚園がどこも8倍ぐらいの倍率が当たり前だった!
幼稚園受験ってやつを知った時、それがそんな生半可な気持ちでやったら失敗するぐらい大変だということに驚きました。
更にその先の小学校受験ときたら・・
重い腰を上げる日が来た。
とりあえずどうする?
初心者母のお受験の旅は、始まったのであった。
とりあえず幼稚園はなんとか近所の幼稚園に入れることができた。
幼稚園受験対策するには出遅れたので、幼稚園受験には特別何もしなかった。
幼稚園に上る前に通ったリトミック教室での母たちの出会いで、周りはそのまま小学校受験塾に行くというのを聞いて、流れで小学校受験塾の門を叩くことになる。
お受験塾というものに、年少から入れようと思ったら、もう有名なところは一杯でどこもキャンセル待ち!
皆さん、ベビークラスから入るのが都心では当たり前!
逆に言えば、ベビーで入らないと、年少になった頃は席がもうないから有名塾に空きがないからです。
例外はあります。
それは上の兄弟が一流小学校に受かってると、「おたくはコネがあるのね、なら塾の成績になるから」って、年長からでも入れるので・・
所詮塾は商売です。
上の子が一流私立に行ってるだけで、塾の室長先生が、その子をべた褒めしたりお母さんにお世辞言ったり・・
あからさまで嫌だった・・
都心にいたからかもわかりませんが、当時モンテッソーリ教育が大流行で、それをしている保育所(保育園ではなく)は、2歳ぐらいの時すでにキャンセル待ち100人近かった。
0歳から大手有名受験塾にみんな通わせたりするだけでなく、モンテッソーリ教育保育なども2歳じゃ出遅れだったというわけです。
世界中の成功者がほとんど子供時代に受けたというモンテッソーリ教育は、小学校受験で言うなら女子校受ける子に向いてるような内容の教育をしている印象でした。
また英語系のリトミック教室も人気でこれも0歳から周りは入っていました。
うちは途中で入りましたが、ゆうこりんをはじめ、有名ミュージシャンとも一緒のクラスだったし、慶応幼稚舎に入った芸能人や、パパジャニママ女優さんとかも来ていました。
そしてここで一緒だった仲間は、その後大手有名塾にみなシフトしてまた同じ顔ぶれでスタートというわけで、進む道は皆同じルートに驚く。
面白いことに、お受験終わってそれぞれ違う小学校に入っても、小学校に入った途端の習い事でまた同じ顔ぶれズラリ・・
つまり、お受験する人たちが考えること、通る道って、それぞれの情報を集めての結果のはずなのに、同じというのがおかしかった。
そのため赤ちゃん時代からの長いママ友関係になるので、未だにおむつ時代から一緒に過ごしたママ友は、仲が良いし、助け合って過ごすいい関係の友人がこの時代にできました。
凄いコネのない一般人が通う教室で王道は
やはり、0歳か1歳にリトミック教室や、知育系保育に預ける。
幼稚園受験をする人は、大手塾にベビークラスで入る。
幼稚園受験後も、引き続き大手塾で小学校受験へと流れる。
いくつかある有名な体操教室に通わせる(たいてい、何ヶ月もキャンセル待ちをする)
お絵かき教室に入れる。
これも有名なところがいくつかあり、キャンセル待ちしても入れないところもあり、入れない人は2軍的なお絵描き教室に入る。
ここでわかると思うが、有名な塾に入るには、ほとんどキャンセルまちになるので、いかに早くエントリーするかが勝負なので情報合戦でもある。
個人でかけっこ教室をしてる先生も結構いて、幼稚園に行く前の早朝に個人でかけっこ教室に行って体力つける子もいる。
所詮お受験はある程度テクニックなので、慣れた有名な塾に行くのは早道。
また面接があるところの過去の聞かれた質問リストを大手は持っているので、これを入手できるかで面接の心の余裕度が違うから大手に行くのは大切。
慶応の対策は早稲田にも重なるため併願すると良い。(と塾の先生が言ってた)
慶応横浜初等部と早稲田は両方受かる人が多く、傾向が似ているのか、求めてるキャラクターが一致するのか、塾でこの2つの併願はしたほうがいいと説明していたが、蓋お開けたらこの2つ両方合格する人は多かった。
幼稚舎は、実力よりコネなので、男子は若干フリー枠があるが、女子はコネの中でかなりの倍率があると言われるので、ここを第一志望にするのは危険。
ただし、慶応横浜に受かるために幼稚舎は受けたほうがいいという説はある。
幼稚舎の発表の後に、慶応横浜の1次の発表があるのが、その謎の答えだと言われる。(年によって日時は変わるので、その限りでない事があるかもしれないので注意)
とにかく体験学習をさせるため毎週日曜は、そら豆キッズ、湘南自然学校など、子供を酪農体験や、地引網や、川遊びや栗拾いなどに連れて行ってくれるイベント会社の情報をチェックし申し込み、親ができない体験をさせる。
夏休みは受験で披露できるレアな体験などをさせに、海外まで連れて行ってジンベイザメと一緒に泳がせたり、屋久島のジャングル体験など大人気だ。
海の動物が好きだとか恐竜が好きといえばその有名な博物館や水族館荷長時間車を飛ばして出かける。
友人の車には、長い移動に備えて後ろ座席にテーブルが付いていて、移動中にお絵かきやペーパーをやらせるスペースをつけていた。
そのためワゴン車に変えていました。
丹頂鶴をみせに北海道に行ったり、西表島で山猫見せたりしてるような子が、実際幼稚舎に受かっていた。(もちろんコネがあるか、両親が出身である条件も必要)
毎日の生活の中でも、いろんな物を見せたり触らせたりする。
魚屋にトビウオが売ってたら一緒に羽を広げて観察したりするために食べたくなくても買うとか、畑仕事をする教室も人気でした。
お受験幼稚園と言われるところに通っていた子達の多くは、家に体操の試験に必要なものを買って持っていた。
例えば幼稚園受験前に家に平均台と鉄棒が置いてある話はよく聞いた。
小学校受験となると、ラダーと言ってはしごの形を床に引いてそこを指示通りに中を踏んだり外を踏む練習のものや、コーン(走る時ユーターする印)投げる練習のロケットや、たまやボールなどは家にあり、ドアや壁に印をつけて、そこをめがけて投げる練習ができるようになっている。
ラダーは、体操試験の基本で、かさばらないので持ってる人が多かった。
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コーンは、指示行動の体操で使うのでお受験教室でも使います。家で練習するのにかさばらないので持ってる人が多かった。
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ロケットは本当にたまとかも投げるのが上達します。
慶応横浜受験対策でお受験塾が使っています。
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他にも話すと「馬鹿じゃない?」と呆れられるような、でもみんなやってるいろんなことがある。
毎日が受験のための一日となる。
今当時の仲間と話すのは、あのときほど子どもと一緒に会話をし、一緒に体験をし、濃い濃度で子どもと過ごせた時期はないから、貴重でやってよかったと。
お受験は胎教のときからスタートするという人もいました。
年少あたりにスタートしたら出遅れとなります。
とにかく情報戦。
東にいい塾があると聞けば行き、西にいい体験機会があると聞けば体験に出す・・
受験しない人が聞いたら異常な世界だから、否定的な意見が多いと思う。
何事も良い点悪い点は共存するので、やり遂げたいと思うなら、半端はダメ。
本当に異常な世界だけれど、そこにもし入ったらそれが異常ではなく平均となるのでストレスはなくなる。
特にお受験を勧めようとは思わないし、中学校受験で、小学校時代にいっぱい勉強したほうがいいという考え方はある。
私も大学まで毎回受験し自分を高めていく方に賛成なので、異常なお受験生活を勧めることはしていません。
結局どちらを選んでも利点、欠点はあるので、子どもの向き不向きに合わせて導くのが正しいと思います。