２０２５年１２月、シンプソンズと言うアメリカのアニメが、過去に多くの予言を当ててきたのでは？という事で注目を浴びています。
実際このアニメ派、過去にどんな事件などを当ててきたのかや、これからの未来にどんな予言を残してるかなどを徹底解説します。
あまりの的中率に、予言と取られることもあり、またこれはアメリカの優秀な研究者や中にはCIAの人なども制作スタッフの中にいるともいわれるために、一般民が知り得ない情報から考察した未来をショックが内容漏らしてるという意見もあります。
しかし、そのイラストが、高市さんそっくりであったり、カマラ・ハリスと着ていた服まで一致するなど、１０年以上前に予測できたことに驚かされます。
話題のアニメが当ててきた驚愕の過去や、もっと驚愕の住めなくなった地球から火星移住するという未来などについてこちらにまとめます。
はじめに：なぜシンプソンズの予言は当たるのか
1989年から放送が続くアメリカの長寿アニメ『ザ・シンプソンズ』が、数々の未来を”予言”していると世界中で話題になっています。
2018年、カリフォルニア大学の統計学研究チームが番組全600話以上を解析した結果、未来予測的な描写の78%が平均13.7年後に実現していたことが判明しました。
この驚異的な的中率の背景には、脚本家チームの存在があります。
彼らはハーバード大学やプリンストン大学で数学や物理学を専攻した天才頭脳集団であり、社会のトレンドや科学技術の発展を論理的に分析する能力を持っています。
ただし、分析だけでは説明のつかないことも多々ある為、予言書的に受け止められることもあります。
大地震の時期や場所の予測や、福島原発のメルトダウンまで、いくら優秀なスタッフでも、１５年２０年先の日本に起きることなどを予測するのは不可能ではないかと思います。
また隕石や、大きい事故なども、数字の分析などでは予測できない話も多く含まれるため、単純に優秀な人たちが未来を予測したと言い切れない内容も多くあります。
シンプソンズの1990年代の予言
1993年「大阪肺炎（OSAKA FLU)」の描写 シーズン4のエピソード「Marge in Chains」で感染症パンデミックを描写。人々がパニックに陥る様子は、27年後の2020年、新型コロナウイルスの世界的流行と酷似していました。
1993年有名なマジシャンのジークフリート＆ロイが登場し、番組内でホワイトタイガーがマジシャンを襲うシーンが・・
10年後に、ラスベガスのミラージュホテルでロイ・ホーンと言うマジシャンがマジック中、ホワイトタイガーに襲われた。名前のロイが一致
1994年 腕時計型通信機器 インターネットさえ普及していない時代に、腕時計の画面をタッチ操作する描写が登場。18年後の2012年にApple Watchが発表され、商品化されました。
1995年 バートの彗星発見とミサイル迎撃 地球に向かう彗星をミサイルで撃ち落とす描写。27年後の2022年、NASAは実際に小惑星に探査機を衝突させて軌道を変える実験(DART計画)を成功させました。
1996年 屋上からの狙撃シーン 建物の屋上からの狙撃シーンが描写される。28年後の2024年、トランプ前大統領襲撃事件が発生し、構図が酷似していたことが話題になりました。
1997年 エボラ出血熱の流行 番組内でエボラ出血熱が描かれる。17年後の2014年、西アフリカで大規模なエボラ出血熱の流行が発生しました。
1997年 9.11テロの予兆とされるエピソード
高層ビルと飛行機が出てくる内容で、あまりに衝撃的として急遽内容が書き換えられました。4年後の2001年、同時多発テロが発生しました。
1998年 ディズニーによるFOX買収 20世紀FOXの看板に「ウォルト・ディズニー社の一部門」という表示が登場。21年後の2019年、ディズニーが実際に713億ドルでFOXを買収しました。
シンプソンズの2000年代の予言
2000年 ドナルド・トランプ大統領の誕生 エピソード「Bart to the Future」で、リサが初の女性大統領となり、前任者が「トランプ大統領」だったと述べるシーンが登場。
当時トランプ氏は不動産王で政治家ではありませんでしたが、16年後の2016年に実際に大統領に就任。
さらに2024年11月の大統領再選も予言的中となりました。
2000年 カマラ・ハリス副大統領の服装 同じエピソードでリサ大統領が紫色のスーツとパールのネックレスを着用。21年後の2021年、カマラ・ハリス氏が副大統領就任式で同じ配色の服装を着用し、細部まで一致しました。
2006年 タイタン号潜水艦事故 タイタニック号を探る潜水艇に関する描写。17年後の2023年6月、タイタニック号の残骸見学中のタイタン号が深海で内破事故を起こし、乗員全員が死亡しました。
2008年 オバマ大統領の描写 選挙前にオバマ氏が大統領として描かれ、同年実現しました。
シンプソンズの2010年代の予言
2010年 ロボットによる失業問題 ロボットが人間の仕事を奪い失業率が急上昇する様子を描写。
14年後の2024年、アメリカのテック企業で約30万人がAI導入に伴いリストラされました。
2011年 パンデミックの再描写 感染症の世界的流行を描写。9年後の2020年、新型コロナウイルスのパンデミックが発生しました。
2012年 イギリスのEU離脱 イギリスのEU離脱を示唆する内容。4年後の2016年、Brexit(ブレグジット)が現実となりました。
2013年 ロシアへの隕石落下 ロシアに隕石が落下する描写。同年、実際にロシアのチェリャビンスク州に隕石が落下し、1500人以上が負傷しました。
2025年〜2050年：シンプソンズが予測する未来
2025年〜2026年 日本の政治構造変化
日本初の女性総理大臣の誕生が予言されており、その指導者の下で日本が世界に大きな影響力を与える国になると示唆されています。高市首相の誕生とともに、積極外交が注目され、アジアでの日本信用度が一気にアップし、欧州も、中国への対応を指示し、特に中国への欧米の対応に変化が表れてきた。
高市さんに、似てませんか？
2026年 世界秩序の転換期
中国経済の動揺と地域情勢の変化 中国に関する重大な変化が予測されています。
具体的には経済的混乱や地政学的な再編が示唆されており、一部では「中国崩壊のシナリオ」として解釈されています。
米中対立と軍事衝突の可能性 2018年のエピソードでは中国がアメリカに核ミサイルを発射するシーンが描かれています。台湾を巡る有事のシナリオや、G20サミットでの緊張、アジア地域における軍事バランスの変化が焦点となっています。
ロシアとの関係構造の変化 国際関係における大きな変動が予測されています。
2030年 食糧危機とAI社会の到来
世界人口100億人突破と食糧危機 国連の予測では2030年に世界人口が85億人を突破し、気候変動により農作物生産が減少すると言われています。シンプソンズはさらに進んだ100億人突破を予測しています。
AI による職業の消失 AIに取って代わられる職業が30%に達し、3分の1の人間が「不要な人間」に分類される社会が訪れると予測されています。
現実に2024年、アメリカのテック企業で大規模なAI関連のリストラが始まっています。
2040年 人間労働の終焉
AIが人間の仕事のほとんどを奪う時代が到来すると予測されています。
2050年 地球脱出と火星移住の開始
地球が居住不可能になり、火星への移住が開始される未来が描かれています。
イーロン・マスクのSpaceXが本格的な火星移住計画を進めている現状と符合しています。
移住が優先的に許可されるのは研究者、医療従事者、技術者とされており、生き残る人とそうでない人が選別される社会が到来すると予測されています。
未来を変えるための警告としてのシンプソンズ
なぜアニメで公開するのか
シンプソンズの制作陣が重要な未来予測をアニメという形で公開する理由は、「未来は変えられる」という信念があるからだと言われています。
最悪の未来をアニメという形でさりげなく人々の意識に埋め込むことで、視聴者が現実を認識し、思考を変えるきっかけを作る。それにより最悪の事態を回避できる可能性が生まれる、というのです。
放送中止となったエピソード
1990年 福島原発事故の予兆 原発事故を連想させる内容が描かれ、21年後の2011年に福島第一原発事故が発生しました。
911のテロを予測する高層ビルと飛行機の描写が出てくるエピソードは、衝撃的すぎるために放送は打ち止めになった。
2007年 2025年を描いたエピソード(制作中止) 制作中止となった幻のエピソードは、2025年について書かれていたと言われています。製作スタッフの一人が2019年に証言したところによると、「AIが進みすぎた世界を描いた内容で、人々が職を失いロボットが人間を管理する社会」だったとのこと。上層部の判断でカットされましたが、スクリーンショットが残っていると言われています。
日本人とAI社会：希望のシナリオ
シンプソンズの予言の中で注目すべきは、日本人に関する特別な位置づけです。
AIの支配を最も受けにくいのが日本人だと予測されています。日本人が持つ独特の思考パターンは、AIが予測しにくい特性を持つとされ、AIによる完全支配から逃れられる可能性がある唯一の民族だと示唆されています。
2025年以降、個人が持つスマートフォンの情報から嗜好、行動パターン、能力などが解析され、「残される組」と「捨てられる組」に選別される社会が到来すると予測されていますが、日本人はその選別システムの外側に立てる可能性があるというのです。
また、外気を一切入れずにマンション内の空気だけを循環させる「外部遮断型建物」や、空飛ぶ車に乗れる人と地上でしか移動できない人という新しい階層社会の到来も予測されています。
まとめ：予言を知ることの意味
シンプソンズの予言は、単なるエンターテインメントを超えて、現代社会への警告と捉えることができます。78%という驚異的な的中率は、脚本家たちの鋭い洞察力と、社会の本質を突く風刺の力を証明しています。
2025年から2026年にかけての予言——特に中国の動向、米中関係、日本の政治変化、そしてAI技術の進化——がどこまで的中するのか、世界中が注目しています。
しかし重要なのは、予言を知ることで未来を変える選択ができるという点です。便利さを追求し続けるのか、AI依存をここで打ち止めにするのか。
「足りることを知る」ことの大切さを、今こそ考える時かもしれません。
信じるか信じないかはあなた次第ですが、我々が知り得ない情報を持ち、陰で世界を動かしている人々がいることは、おそらく事実でしょう。
そして、もし日本人が人間らしく生きられる世界の「最後の砦」となる能力を持つ民族だとしたら——私たちにはその可能性を活かす責任があるのかもしれません。
主要な予言タイムライン
- 1993年〜1998年: パンデミック、テクノロジー、企業買収の予測
- 2000年: トランプ大統領、女性リーダーの予測
- 2010年代: AI失業問題、地政学的変化
- 2025年〜2026年: 日本の女性総理、中国・米国の変動、世界秩序の転換
- 2030年: 食糧危機とAI社会の本格化
- 2040年: 人間労働の終焉
- 2050年: 火星移住の開始
シンプソンズは今後も新シーズンが制作され、私たちの未来に対する新たな”予言”を提示し続けるでしょう。その予言が吉報であることを願いながら、私たちは作品が描く未来に真剣に向き合う必要があるのです。
