セクシー田中さん、ドラマの勝手な改変と、改変した脚本家による原作者に対するリスペクトのない誹謗中傷のSNSでの発言により、原作者が絶望し、最悪の事態を無き事にしたことは記憶に新しいです。
日テレ側は、社内調査を行い、その結果をこの度発表しました。
その内容は、当時と変わらない、簡単に言えば
・日テレはどこも悪くない(直接会って話していないから、誤解があった)
・脚本家も悪くない、脚本家は他のすべて脚本家の尊厳に関わると思いSNS投稿
という保身だけの内容であり、口先では一応原作者をリスペクトした感じで綺麗にまとめたという印象である。
原作者は、「ドラマ化するなら必ず漫画に忠実に、忠実でない場合は原作者が加筆修正することが条件だった」と主張していました。
日テレ側は、小学館側から、そのような条件を明確に伝えられた認識はなかった。
ちょこっと解説 「認識はなかった」というのは、言われていたかもしれないが、完全に同じように理解していなかったと逃げる言い回し
そのため、原作と違う脚本が送られてくるたび原作者の不信感が高まった。
日テレは製作初期に原作者と面会をしていないので意思疎通をしていなかった。
10月にあるシーンについて原作者から問い合わせがあったが、出演者とスタッフが2ヶ月かけて準備してきた内容の変更は現場に迷惑がかかるためとっさに事実と異なる回答をした。
原作者は、脚本を見たときに、原作に忠実でない部分について日テレのプロデューサーに変更を求めたのだが、プロデューサーは、すでに取り終わってしまったので、撮り直しは不可能だというふうに伝えたのだが、後日これが嘘だったことがわかる。
変更依頼したときには未だ撮影をしてなかったので変更は十分可能だったことが作者にわかり、直せたのに、嘘つかれたことが、日テレのプロデューサーへの原作者が不信感を抱いたきっかけになった。
セクシー田中さんは掲載中のため、ドラマとして一回終了するために「オリジナルの展開が必要だった。」と言い訳をしている。
去年8月に原作者からアレンジやエピソードの入れ替えや台詞の変更をしないでほしいと伝えらえたが、日テレは脚本を書く上で台詞の変更はあると伝えた。
脚本を誰が書くかについて、10月に原作者からオリジナル部分は原作者が書くと約束したうえでドラマ化を許可したという認識を伝えられましたが、日テレは、原作を元に脚本家が脚本は書く認識だった。
脚本家相沢友子は、途中降板に対し、自分がここで折れたらすべての脚本家の尊厳に関わると思いSNSで不満を投稿。
日テレは不満を投稿することを聞かされていたが、表現の自由の観点から削除要請はしなかった。
後日、脚本家は、原作者から、台本に忠実にと約束したというクレームがあったことを聞いておらず、びっくりしたとコメントをしています。
実は、間を取り持つプロデューサーが、脚本家に原作者からの原作に忠実にという希望を伝えてなかったことが一番の問題だった可能性がある。
また原作者が脚本を変えてほしいと言ったときに、プロデューサーが相沢氏に、そういう依頼が来てることを伝えていれば、書き直しも可能性があったというわけだが、伝えていないから、原作がかなり変えられてしまっていた。
脚本家からしても、脚本を変えてほしいと言われてるなんて聞いていないのに、いきなり最終話のあたりで、脚本を原作者が書くとなったことに納得がいかなかったので反発したわけだ。
1月に入り、最終話の脚本を原作者に書かせたので、ドラマのテロップに脚本のところに相沢友子の名前が消されたことを不満に思い、弁護士通して日テレに訴え、日テレと相沢友子の間で訴訟が起きていたというのだ。
ついに脚本家とプロデューサーの間で訴訟沙汰にまで発展したことも、原作者が思いがけないほど周りに迷惑をかけたと悩まされ、訴訟のおきた1月の後半に命をたった原因ではと言われている。
今までは悪は脚本家一択のような状況だったが、こうしてみると、脚本家と原作者の間で両者を取り持つことをしなかったプロデューサーの怠慢こそが原因だったのではと思われる。
日本テレビが放送したドラマ「セクシー田中さん」の原作者である芦原妃名子さんに対し心より哀悼の意を表するとともに、ご遺族の皆様にお悔やみ申し上げます。
日本テレビは、今回の事態を重く受け止め、客観的な視点で経緯と問題点の分析・検証を行うため、外部の有識者を入れた調査を行ってまいりました。小学館はじめ、この調査にご協力いただきました皆様に感謝申し上げます。
調査チームがおよそ90ページにおよぶ報告書をまとめました。
この調査の中でも、改めて芦原さんがまさに心血を注いで原作「セクシー田中さん」を作り上げ、そして、ドラマ制作に向き合っていただいたことを実感いたしました。
また脚本家の方は素晴らしいドラマを作るため、力を尽くしていただきました。
このドラマの制作に携わっていただいた全ての方々に、心より感謝申し上げます。
一方で、ドラマの制作に携わる関係者や視聴者の皆様を不安な気持ちにさせてしまったことについて、お詫び申し上げます。
この調査報告からドラマ制作者側と原作者側のお互いの認識の違い、そこから生じているミスコミュニケーション、ドラマの制作スケジュールや制作体制、契約書の締結時期など、今後日本テレビとしてさらに厳しく取り組まなければならない点が見つかりました。
日本テレビとしては、指摘された課題についてテレビドラマに関わる全ての方が、より安心して制作できるよう、責任をもって取り組んでまいります。
今後も見守っていただきたいと思います。
この発表に対し、SNSでは、多くの日テレに対する批判が再燃しました。
結局自分は悪くないということを綺麗にまとめて発表しただけという印象でした。
また、脚本家のプライドだけで原作者を大きく傷つけたことに対しても、脚本家は悪くない、脚本家の尊厳を守っただけだと言うことです。
原作者の尊厳はどうなのでしょうか。
今回は日テレですが、脚本家相沢友子は、フジテレビ上層部と、蜜月関係にあり、以前からテレビ局のスタッフからも、問題視されていたようです。
テレビ局の関係者に対しても、見下した態度で女王様のような態度だったそうです。
フジテレビ関係者から
相沢さんはフジ上層部にかわいがられました。
愛嬌があり、取り入るのがうまいです。
元ホリプロ所属アイドルなので、力のある人たちとコミュニケーションを取るのは簡単だったのかもしれません。
ともに働く同僚に対しても、原作者に対しても、自分のバックグラウンドの強さにあぐらをかいて、謙虚さを忘れていたのかもしれません。
その態度が人の人生を狂わせる結果となったことは、生涯かけて、償っていかなければならないだけの事だと思います。
本人は今後、ペンネームを変えて出てくるのでは?と言われてます。
もともともう一つのペンネームがあるためですが、更に別名を使ってくる可能性が新たに出てきました。
上記のとおり、越川美埜子(みやこ)として脚本家をしていたことがあり、
・失恋ショコラティエ
・金魚妻
の脚本をこちらの名前で書いています。
両方原作は別にあるもので、オリジナルで脚本を書くことはできないのだと思われます。
さらに、これら両方とも、原作をかなり改ざんしたと言われています。
原作クラッシャーと言われる所以です。
今後はこの名前で活動するのではないかと言われましたが、なんと最近、この名前もXから削除され消えました。
この名前も知られててしまったので、更に新しい名前で活動再開も考えられます。
フジテレビ上層部の力があるので、何事もなかったように、名前を変えてテレビの仕事に復帰するでしょう。
今までのように役者さんとのツーショット写真を自慢気にSNS投稿は控えるかもしれませんが。