裏金問題など、マイナスイメージが次々発覚する自民党
岸田首相は16日、自民党の全国政調会長会議の中で、派閥の政治資金問題について「心からお詫び申し上げる」と述べた。
裏金問題で、国民の信頼を失い、信頼を回復するために努力しなければならないタイミングでの過激なサービスをするダンスグループを会合事件に、同じ自民党内でも批判殺到。
ますます岸田政権が厳しい状態に追い込まれる。
会合ではどんな事が起きていたか画像を見てみましょう。
株式会社GLAMORJAPANが運営する「グラマーダンサーズ」というエンターテイメントサービスチームが、今回呼ばれたダンサーたちの所属するチームであることがわかった。
口移しをしてる後ろ姿は自民党世耕前参院幹事長の秘書
周りの議員たちも笑って手を叩いている。
秘書は現在自宅謹慎中
世耕議員といえば、渦中の人でもある。
その秘書が、こんな写真撮られているので、ますます立場が厳しくなっている。
安倍派のパーティー券の販売の際のキックバックを継続したことに、世耕氏は「関与したこともなければ、報告、相談も受けていない」とし、
政治資金収支報告書の不記載が長年続いていたことも「一切知らなかった」と答えた。
パーティー券の売り上げが全額還流される派閥内の仕組みに関しても、「私は決める過程に全く関与していないので説明できない」と述べている。
「過激ダンスショー」として問題が明るみになった3月8日、懇親会に参加していた自民党の藤原崇青年局長と中曽根康隆青年局長代理の2人が役職を辞任と、異例なほど迅速な対応が取られた。
報道が出て半日足らずの辞任劇の理由は「裏金事件の処分問題が解決できていないタイミングで、せめて青年局の対応は早く収めよう」という事情があったのではないかという。
藤原氏の後任の青年局長に鈴木貴子副幹事長を充てる人事を固めた。
中曽根議員は祖父が元首相中曽根康弘である。
パリピな性格で、ガーシー砲のターゲットにもなるぐらい女性問題や、統一教会問題などが絡んだ議員。
岸田文雄首相は15日の参院予算委員会で、過激ダンスショーに関して、「極めて不適切であり、誠に遺憾だ」
「自民党自体が問われている。党として事実を確認し適切に対応する」と語った。
また立憲民主党の塩村文夏氏から「懇親会の意義は多様性だというが、岸田総理大臣が目指す多様性と一致しているのか。女性に触るなど品性のないおこないをした人はいなかったのか」という質問に対し
「言うまでもなく私や内閣が目指す多様性とは全く合致しない」と述べました。