GACKTと二階堂ふみさんが、映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』に出演し、大野元裕・埼玉県知事から「埼玉県公認の映画として認めたいと思います!」とお墨付きをもらったそうですね。
しかも2人は、埼玉県の魅力発信に多大な貢献をした人を表彰する『彩の国 M.A.P』を、同賞創設第1号として受賞したそうです。
埼玉って「ださいたま」とか、さんざん言われますが、実は埼玉出身の私は、この映画を前回見て、改めて埼玉発祥のファミマとか、しまむらとか埼玉すごいなとか思ってうれしく楽しく見ました。
前回作の時、終わった時に埼玉の映画館、スタンディングオベーションだったと聞いて、さいたまの映画館で見たらもりあがりそうですね。
設定は学生役なので、10代といった役柄ですが、実際は何歳なんでしょうか・・
1973年7月生まれです。
2023年に50歳。
え?50歳で10代の役をこなせるガクトって、やはり超人ですね。50歳には見えません!
のだめカンタービレやテルマエ・ロマエを手掛けた監督・・
その監督の作品だから、心の底から笑わせていただきました!今回も!
藤原紀香・愛之助夫婦もいいコンビでした。
今回も浦和と大宮の対決の間に、チラチラと出てくる与野
これは埼玉県人なら皆知ってる微妙なこぜりあい。
そう、県庁は浦和にあるのに、駅前が栄えているのは大宮だし新幹線も大宮はとまるので、首都は大宮だと大宮人はいつも主張してきました。
そして地理的に浦和と大宮に挟まれた場所に小さい与野市があるのですが、大宮も浦和の合併しさいたま市となったとき、何故か新都心として中心が与野に施設は移りました。
ここでじゃあどこが一番さいたまの首都にふさわしいかという小競り合いが今回も笑いとともに描かれました。
今回の見所の一つは愛之助夫婦が夫婦役で出てきました。
なぜ藤原紀香が選ばれて出演したか・・
それは見てのお楽しみです。
今回は関西が舞台でした。
都会の大阪・京都・神戸VSディスられ役:滋賀・和歌山・奈良
県ごとの有名人対決、前作の千葉代表が市原悦子も笑いましたが、今回はあの方が・・
要所要所、素敵なクラシックが流れます。
そう、のだめカンタービレで悲しいシーンや、色んな思いのこもったときに流れる曲を使っていて、のだめファンには、そこも見どころです。
GACKT演じるレイが、さり気なくモモミへの誠実な愛?気持ちを述べる瞬間があって、え?そうなの?となりますが、ギャグ連発の中に要所要所温かい物がいっぱい詰まった映画。
パート3が今から楽しみです。
ギャグ作品制作の天才?監督によるギャグの集大成である「翔んでさいたま」は、今回も期待を裏切らない笑いと、時々愛のある新作映画でした。
愛のあるディスりに、現地さいたま民からも、悲観的な評価はなさそう。県知事が賞を贈るほど、さいたまのPRに感謝すらされた作品です。
そしてよく調べられたさいたまの郷土事情も埼玉人には響く作品でした。
新作はついに関西バージョン、関西のみなさんもきっと楽しめるでしょう。
多くの人が見にいけば、第3弾もあるかもしれないのでぜひみんなで見に行ってほしいものです。
第3弾があるとしたら・・
次はどこでしょう。博多VS宮崎たち?