エルメスのお財布は種類も多く、中にミニ財布が入ったものがよくあります。
小銭い入れが別になってるもので、デュオという名称がついたものが小銭入れが別についています。
これが便利で、取り出して小銭を出せるので一体型より出し入れがしやすい。
更にちょっとミニバッグだからお財布はなるべく小さいほうが・・という時、このミニ財布にカードと少し現金入れて、超コンパクト財布として使えます。
子供にちょっとコインを持たせて買い物を・・なんてときにこの財布の中身の小銭入れだけわたして買い物に行かせたりもします。
今回紹介するのは、友人のセレブママが愛用しているミニ財布です。
これも中に小銭入れが別についているので便利です。
セレブママ愛用のエルメスミニ財布は?
小銭入れが中にはいっています。
1つめが、コンスタンスのベルトポーチにもなるお財布(コンスタンススリム)
かっこよくないですか・・
ちなみに同じ感じでルリスリムというのも出ていてこれも素敵です。
ママ友で、家にエルメスの箱が家に積み上げられてると有名な方がいらして・・
先日使っていたお財布が見たことないようなお財布、小銭入れもあるなんだろう・・と思っていた謎の財布がこのルリスリムだったとわかりました。
上顧客はこの財布を買うんだな・・
すごく使いやすそうでした。小さいし・・
そうか、これだったか~
気になってたんです。
ベルトポーチになります。
中の小銭入れが色が違いますね!
日本はエルメスの在庫が少ないのはなぜ?
例えば、ツイリーというミニスカーフ。
見せてもらおうと思うと5・6本しかない在庫から選ばないとならないのが普通。
これでは欲しい物が見つからない。
ハワイに行ったら、30本ぐらい出てきて、今度は迷って選べない。
この差はなぜ?
それはハワイは観光客がメインで、顧客がいないから。
日本は顧客にシーズンが始まると先に売ってしまったり、キープしたりするので、フリーでほしいと思っても、そのあまりものしか選べないから。
そう、ハワイのエルメスの店員さんから聞きました。
納得ですね!
顧客中心に販売するシステム
もともとフランスのエルメスは人を見て売ることがありました。
身に着けてるものや、雰囲気などから感じ取って、在庫があるとかないとかいう判断をします。
だから、在庫あっても今日はないといわれたり、こちらから聞く前に「オーダーしますか?」と聞いてきたりします。
また夫婦で行った方が売ってくれやすいなど、いろいろコツがあったりしました。
日本は、今は完全に顧客制度が浸透し、購入履歴で買えるものが決まります。
買ううちにランクアップしていくのがよくわかります。
例えば、ペガサスのチャームが出たころ、ペガサスが買えるのはかなりの顧客だけでした。
そのため、当時「ペガサスがほしい」と聞いたら「まだペガサスはご紹介できません」とがっちりいわれました。
で、羽なしの馬のチャームは紹介されました。
そこから、少しずつ買い物をしていると、次の年ぐらいになったら、覚えてくれていて、その日あったペガサスが購入品を、あきらめて頼んでもいなかったら、購入品の中に入っていたりします。
担当制の良いところは、この人は何を探していたとか好みを知ってるので、今日あるものから、買いたいと思うだろう物を先にそろえておいてくれたりするところです。
この辺りが凄いと思います。
バッグ関係に関して、ペガサスが売ってもらえない時期でもバーキンは売ってもらえたりするので、ペガサスはバーキンよりも顧客度上のようです。
新しく出たものが顧客度が高い必要があるのかもしれないですね。
最近だと「インザループ」なんかも、ピコタンよりはご紹介いただきにくかったりします。
エルメスとしては、人気のバッグだけを誰もが持つのはブランドとして嫌なようで、日常にエルメスを取り入れてる人にバッグも持ってほしいということで、バッグ以外のものも持ってくれる人に革製品を売りたいらしいです。
そのため、衣類やアクセサリーなど、革製品以外のものをある程度買わないと、革製品を売ってもらえないという一種のこだわりもあるし、現実的に、革職人が足りないので革製品の生産が世界的に追いつかないことも理由だと思われます。
いずれにせよ、日本は顧客が多いので、なかなか回ってこない。
ヨーロッパなど、以前スイスにいったときは、スイス国籍の人しか購入不可と書いてあったり、やはり一番は物がないので、誰にでも売れないという事でしょう。
地方デパートからエルメスが消えて年に物を集中させたので、最近都心のエルメスは、以前より物が多いと感じます。
それにしても、バッグと財布に関しては、ぶらっと来た誰もが買える状態ではなさそうです。
そういう意味で海外で買うのが、一番手に入りやすいのかもしれないですね。
お金があっても手に入らないから、みんながあこがれるのかもしれませんね。