中居正広の性加害について、フジテレビ第3者委員会は、中居氏の行為を「性暴力」と断定しました。
そのうえで、それを隠蔽してきたフジテレビの対応の不適切さや、そういうことが普通に行われてきた組織風土の問題点までを指摘した。
そして今回、フジ・メディア・ホールディングス（フジHD）の大株主である米投資ファンド、“物言う株主”ダルトン・インベストメンツ社から、社外取締役12人を提案した書面をがフジテレビに送られました。
これほどの大騒動となった原因の中居氏に100億円近い賠償請求があるといわれていますが、実際中居氏は100億も、フジに払う必要があるのでしょうか。
フジテレビの現在の減収状態は？
一連の騒動で、フジの広告収入は従来よりも233億円あまり減少することになりました。
80社余りのスポーンサー離れなどから、大きい減収となりました。
そのため、今期の赤字転落は確実視されています。
フジHDもこれに伴い、売上高が501億円ほど減収し、利益も192億円減の98億円へと落ち込む見通しです。
フジテレビは中居氏らに賠償請求できるか？
大幅減収を受け、不安に感じた株主たちも動き、3月24日には、フジHDの株主の男性が金光修社長ら旧経営陣15人に対して、同社に損害を与えたとして、233億円の賠償を求める株主代表訴訟を起こしました。
企業の運営責任を上層部が責任を取らされるのは合法で、東京電力の例もあり、この賠償請求は有効なものになります。
原因を作った中居氏及び、中居氏や松本人志、石橋貴明など、大物タレントや、スポンサー関係者、芸能プロダクション上層部などに女子アナたちを業務の一環かのような形で接待させてきたB氏に対しても、同党の賠償請求が行われるのでしょうか。
取締役は、会社の持ち主である株主から委任されて、会社を経営する任務を担っているため、その失敗に対して責任を取らなければいけないため、株主から賠償請求は正当な請求となります。
不法行為法では、ある違法な行為によって生じた、因果関係のある損害について賠償責任が認められるからです。
逆に言えば、問いたい損害が、請求する相手の不法行為と因果関係で結びついてないといけないのです。
そのため、中居氏やただの従業員である人たちに、株主が何かを請求することはできないことになります。
今多く語られている情報に、中居氏は100億近い賠償金をフジテレビに払う必要があるだろうという話です。
実際弁護士の見解として、問題は、中居氏のしたことに対するフジテレビの対応に問題があったために起きたスポンサー離れなどであり、中居氏の性加害は直接的な原因ではない為、フジテレビが負った赤字決算に対して、何らかの支払いをすることは、中居氏にはないという。
またB氏に関しても、フジテレビの過去からの慣習に中で起きたことで、原因はB氏個人というより、テレビ局全体に昔からあった問題でもあり、直接今回の赤字とは関係がないため、賠償請求は難しいという。
もちろん、懲戒免職というような処分はフジテレビとしては可能な処分だが、賠償請求はほぼできないといわれる。
中居氏に賠償請求できるのはCMのスポンサー
フジテレビが中居正広に賠償請求はできないこととは別に、中居氏が出演していたＣＭスポンサーから、商品のイメージが悪くなったなという理由で賠償請求は可能だということだ。
スポンサーが、契約違反を理由に中居氏に対して損害賠償請求することは、法律的には可能と言えるようです。
金額に関しては、支払った広告出演料の返還を超えて、損害賠償や違約金を請求するかは、法的に可能であっても業界慣行としては、当然には行わないと考えられるそうです。
というわけで、今回の件で中居氏が負担する必要があるとしたら、CMスポンサーに対してだけという事になりそうです。
B氏（中嶋プロデューサー）は賠償請求されるか？
B氏のしたことの多くは上位職にも知ったうえでの営業活動ともとれることから、B氏個人にフジテレビから金銭的な賠償金が発生することはなさそうです。
ただしB氏は、現在元不倫相手から訴訟を起こされているため、そういった別件での賠償金は発生しそうですね。
Xで内部告発をしていたバットマンビギンズさんという通り、中居氏と中嶋プロデューサーの異常な性癖は一致していたことは、B氏の不倫相手の告発で確実なものとなりました。
中居氏も中嶋氏も暴力的性癖が一致していて、気があったのだといわれます。
スイートルームで全裸手招きしたU氏は誰？
中嶋プロデューサーは、20年以上にわたって、中居や松本人志に上納といわれる接待をしてきました。
思えば中居事件の1年前に、松本人志もハイアットで性加害をした件で裁判をしていましたね。
すべては一つのものにつながったわけです。
U氏が松本人志だといわれる理由5選はこちら
ダウンタウンデラックスをはじめ、今後ダウンタウン冠番組はどんどん消えていくと思われます。
すでに各民放局はU氏が誰かが明らかになっており、今後キャスティングしない方向で決まっていると言います。
そういう中で、ダウンタウンデラックスが中途半端な6月に終了というのが、もう民放局もだらだら伸ばしているより、新しい番組を作っていく方が大切だと決断されたからではないでしょうか。
普通番組は3月、9月に終了することが多いそうで6月というのはめったにない。
それでも6月に踏み切るぐらい、3月を逃したけれど、もう9月まで待っても仕方ないという早い判断となったからではないでしょうか。
森三中の村上に浜田がセクハラでダウンタウン地上波消滅？
またダウンタウンは浜田も森三中の村上に執拗にセクハラしていたことなど、いろいろ出てき始めたタイミングで、休養に入って雲隠れ状態。
ガキ使などの番組中も、番組外でも、会うたび村上の胸をわしづかみにしていたことを、村上さんは辛かったと告白しています。
これを機に、地上波からダウンタウンは自然消滅となりそうです。
ただし、吉本興業は、ネットでの配信番組で大きい収益を出しているため、ダウンタウンとして唯一残された道は、ネット配信サービスでの再出発は可能性があるといわれています。
まとめ
中嶋プロデューサーをめぐり、中居、松本、そして石橋貴明の過去の悪行まで掘り返されてきた一連の中居騒動です。
しかしこれまで隠されてやってきたのにここにきてなぜすべてが明るみに出たのでしょう。
そもそも渡邊渚は何も言っていないのです。
つまりこれをリークした人がいることが、今回の一番恐ろしい闇なのです。
そして、中居と渡邊渚のもめごとを知っていた人物は、フジ上層部のたった7人しかいないという事が、元フジアナの長谷川豊氏によって話されており、今回の戦犯は、フジ上層部の7人のうちの誰かだといううわさ。
本人もここまでの展開になるとは思わず、ただ、港社長潰しぐらいの気持ちだったのかもしれません。
想像以上の結果になってしまった。
恐らくそういう事なのでしょう。
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