2024年も「YOASOBI」の人気は冷めやらず、大阪の京セラドーム、5周年記念として自身初となる東京ドーム公演も演出のすばらしさを含め大成功だった。
この2公演で合計で17万人を動員。
勢いそのままに12月からは日本人アーティストでは初となる最大規模のアジアアリーナツアーと絶好調のYOASOBIです。
にもかかわらずなぜ紅白に出演しないのか、AYASEのタトゥーが原因かなどいろいろな憶測が飛び交った。
本当の理由は何だったのか。
また大成功したドームツアー、写真撮影可だったので、実際撮った写真をたくさん紹介します。
なぜ2024年も売れたYOASOBIは紅白に出ないのか?
こんな売れっ子を紅白は出さない。
日本のアーティストより、最近kpopを売り出すかのように、紅白で紹介してるなど、今年はADOも出ないから、なおさら日本のビッグなアーティストをなぜ出さない?とがっかりした声も聞かれた。
YOASOBIの楽曲は今年もBillboardチャートの年間Artist100では3位にランクインしている。
さらに楽曲チャートの年間Hot100にも6曲がランクインしている。
4位「アイドル」、14位に「勇者」、50位に「夜に駆ける」
ところが、今年発表した4曲――「舞台に立って」、「UNDEAD」、「モノトーン」、「New me」がこの中に入っていない。
つまり過去の曲は相変わらずの人気で引き続き売れているが、今年に限れば大きなヒットがなかった。
それが紅白から声がかからなかった本当の理由だったようだ。
とはいえ、紅白は、今年売れなくても、毎年出てくる大御所的な人もいるし、なんで選ばれたかという人が毎年いるので、やはり過去の曲を入れても今年トップに入り続ける人気の曲が複数あったYOASOBIに声をかけなかったのはファンから見たら残念だ。
YOASOBIは最近国内以上に海外での活躍に力を入れている
YOASOBIは意識的かつ積極的に海外展開をしているといわれる。
2023年末から2024年1月にかけてはアジアツアーをおこなったし、春にはアメリカの西海岸と東海岸でそれぞれ2公演をおこない、アメリカでの世界最大の音楽フェスティバル・コーチェラで、単独ステージを披露し、アメリカでも当時酷評もあるつつ、アイドルをうたった時は、大きく盛り上がりを見せた。
そして現在(2024年末)も2025年2月にかけてふたたびアジアツアーを展開している。
紅白歌合戦は、NHKにその年に貢献した人というのも条件なので、海外志向で動いた今年はNHKに貢献しなかったこともあるかもしれない。
タトゥーの性というわけではなかったようだ。
YOASOBIの東京ドームツアー詳細紹介!
デビューから5年でたどり着いた憧れのステージ。
両日合わせて10万人を動員し、ヒット曲「アイドル」や「群青」など全25曲を披露した。
ライブタイトルは「超現実」。
今回のライブは写真撮影可だったので、何枚も写真を撮れたのでこちらでご紹介します。
巨大LEDパネル、無数のレーザー光線、火柱、花火、ドームの天上を使用したプロジェクションマッピングと次々変化していく見事な演出でした。
YOASOBIとはバックのバンドメンバーも一つになったグループだ!
今回通して感じたのは、バンドメンバーとの結びつきの強さ、お互いを尊重しあってグループとしてYOASOBIは活動しているバンドなのだということ。
一見二人のグループですが、バンドメンバーの存在感が大きく、大員数で活躍してるグループがYOASOBIなのだということでした。
YOASOBIが売れない時代に住んでいた部屋を再現
ayaseはまだYOASOBIが駆け出しのころは、妹の1DKの部屋に居候して楽曲を書いていました。
そこがヨアソビの出発地点だったという思い出から、その部屋を再現して、そこでトークなどを行いました。
こたつがあったり、暖かい感じですね。
この部屋をスタートにたった5年で世界にたどり着いたYOASOBIですが
「人生の集大成をこのライブに詰め込みたいと思って準備してきた」
「5年前はこんな景色が見られて、その中心に自分がいるなんてマジで思ってもみなかった。最高すぎる」
AYASEの感慨深いトークを聞けました。
YOASEBIのドームライブはアイドルで最高潮に!
「アイドル」では、5万人が一体となり「オイ!オイ!」の大合唱。
この日は観客全員に遠隔制御で光るリストバンドが配布され、曲調の変化に合わせて色が変化。
文字通りファンとともに作り上げた空間
おまえら、マジ最高!5年前には想像もしていなかった光景です
感極まった表情を浮かべていました。
終盤には2人がドーム内を航行する気球に乗ってパフォーマンスをするド派手演出も取り入れられ、驚きのあまり口を大きく開く観客もいた。
客席間近まで来てくれました。
YOASOBIは急成長だったためikuraは心がついていかなかったと告白
急に大きくなっていくYOASOBIの進歩についていくのがやっとで、孤独に苦しんだときもあって、それでもこうしてみんなで音楽を作っていく中で、ikuraとして生きていく覚悟ができた
この決断に観客から大きな拍手がおきました。
今回のツアーで初披露の新曲でリクルートの新CMソング「New me」など、アンコール含め全25曲を披露した。
また腕につけるバンド(ライト用)を使って、質問の答えをみんなで答えるゲームも行いました。
YOASOBI東京ドームツアーのアンコールはみんなで歌った!
盛り上がった最後のアンコールは、至福のようなカジュアルな服装でみんなやってきて「群青」を会場と一緒に歌いました。
アイドルは後半の早めに歌い、大盛り上がりが思ったより早く来ましたが、そのあと新曲なども披露!
Yoasobiにも日本の文化を世界に広める懸け橋になってほしい
こんなに有名なのに、まだ5周年という短さに驚きました。
また、周りのスタッフや、バンドメンバーをすごく大切にしているayaseとikuraをみて、二人の成功は、YOASOBIは二人ではないという二人の姿勢が導いてきたのではないかと感じました。
アメリカで催された世界の人気アーティストたちが集まるお祭り、「コーチェラ」でも日本から出場した中では、一番アメリカの人たちに受け入れられたような印象でした。
日本の世界に誇れる文化でもあるアニメの主題歌をうたったことも広く知られた理由でした。
コーチェラの様子
Adoも世界ツアーを成功させましたが、これもアニメ、ワンピースの歌を歌ったことで世界に知られたのが理由です。
Adoが自分の役割は、素晴らしい日本の文化を世界に広げることだと、そのためにこれからも進んでいくと話していますが、今、日本はK-pop人気に押され日本のアーティストの存在感が薄くなっていて、日本の素晴らしい文化などが、海外から入ってくるものに消されてしまっている。
日本人で今世界に知ってもらえて、日本の良いところを伝えられる数少ないアーティストとして、YOASOBIも同じような位置にいると思います。
ぜひ、Adoとともに、世界に日本を知ってもらう懸け橋になっていってほしいと願います。
今回紅白に出れなかったけれど、それはYOASOBIの活動の方向性が違ったためというのが、出れなかった理由でしょう。
アニメソングでヒットを多く生んできてるYOASOBIですが、アニメは日本を世界に広く知ってもらうための大きな武器で日本の誇る文化。
そこで活躍するYOASOBIの未来はこれからも明るいでしょう!
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