伊東純也選手の性加害問題について、伊東さん側の加藤弁護士は、このたび
「女性2人からの虚偽告訴により名誉を傷つけられた」
として、損害賠償請求の民事訴訟を起こすことを明らかにしました。
今回の経緯を順を追いつつわかりやすくまとめます。
小手伸也と似ていると言われる加藤弁護士とは
加藤博弁護士
小手伸也さん
伊東純也さんの弁護士の加藤さんは、小手伸也似だと話題です。
加藤博太郎
投資詐欺の救済,詐欺事件等の集団訴訟(原告側),不動産投資トラブルの解決を専門としています。
所属弁護士会
- 所属弁護士会東京弁護士会
職歴
- 2010年 4月 加藤国際法務事務所
- 2011年 4月 東京都主税局
- 2015年 1月 PwCあらた監査法人プライスウォーターハウスクーパース株式会社
学歴
- 慶應義塾普通部 卒業
- 慶應義塾高等学校 卒業
- 慶應義塾大学法学部法律学科 単位取得退学(飛び級のため)
- 慶應義塾大学大学院法務研究科 修了
伊東純也さんが告訴されてから今までの流れを時系列で解説
伊東純也さんの加藤弁護士の見方
加藤弁護士は「虚偽を裏付けるような客観的証拠が伊東選手にある」と言う。
「女性側は週刊誌に書かせることを目的として、告訴に踏み切ったのではないかと。
全くのでっちあげだという風にこちら側は考えていると話しています。
その上で「女性側に対する民事の損害賠償請求は行う予定でいます」
客観的証拠もだいぶ違うので、それは大阪府警にもご理解いただいたので、告訴状の受理に至ったと経緯を語った。
請求額は億単位になる見込みで、近日中に手続きに踏み切る予定という。
加藤弁護士の言う証拠動画や不自然なLINE
以下FLASH取材の内容になります。
弁護士が不自然だと考える理由や矛盾を箇条書きで説明
- (動画)新潮にはワンピースを着ていてたくし上げられたというが、ワンピースではなくジャージを着ており、衣服に乱れはなかった。
- 翌朝の仕事を寝坊し、すっぽかし、LINEで仕事を依頼してきたX氏が怒ることを案じる連絡をしている(性加害後にするLINE内容に思えない)
- 仕事を寝坊し欠席したA子さんをX氏は然り、関係が悪化したらしい。
- 時間がたってから急に性加害があったと訴えてきた。
- A子さんのスポンサーを名乗る男が示談金100万円ぐらいでは応じられないと言ってきた。
- 1月に刑事告発の理由はお金目的ではなく謝罪してほしいからだという。
まずは、伊東の部屋で、“ジャージ姿” で眠るB子さんの姿を収めた動画です。
子さんが性加害を受けた際、「身につけていたワンピースもたくし上げられて、胸まではだけている状態だった」と書かれている。
さらに翌朝7時、X氏が4人を起こすために部屋にやってきた際、女性2人は「胸などが露わな状態」だったと報じられているが……。
週刊新潮
「A子さんもB子さんも、ホテル到着後すぐに、伊東のマネジメント会社の担当者(現在は退職)であるX氏の部屋で伊東が持っていたジャージに自ら着替えているんですよ。『こっちのほうが楽だから』という女性たちの希望だったそうです。
つまり、証拠となる動画と上記の新潮の記事内容とは矛盾していますよね」(加藤弁護士)
実際FLASHの担当者も、動画を視聴して問題の場面も確認した。確かに、B子さんと思しき女性がホテルの一室で、サッカー用のジャージを着て熟睡する様子が収められている。着衣には乱れた様子もない――。
新潮ではワンピースを着ていたと語っており、実際はジャージを着ていたことに関して本人に聞いても、記憶がおぼろげだということのようです。
「女性2人の大阪行きと番組収録見学は本来、X氏を通じてテレビ局関係者に自分の売り込みを図るという “営業” 目的がありました。
しかし、女性たちは寝坊して番組収録を欠席しました。
また証拠としてあるLINEのスクショですが、“寝坊” をX氏が怒っているのではないかと案じる内容らしいLINEがあります。
同じメッセージの中でA子さんは、部屋での酒盛りを『純也さんにいい思いさせてあげる会なのかな』という認識だったと明かし、『Xさんが部屋からでっていったのでむしろ任せた!って捉えたところもありました』(ママ)とLINEの中で言っています。
もし性加害があった後のLINEなら、寝坊で怒らせたのではと案じたり、上の内容のLINEを送っているのは性加害を受けた後に書いたとしては不自然ということです。
X氏はホテルの一件の1週間後に、寝坊についてA子さんを叱責したそうです。
おそらく、X氏とA子さんの間でいざこざがあったのではと言われています。
その後しばらく疎遠になった2人ですが、2023年の9月ごろ、突如A子さんが “性被害” をX氏に訴えました。
そこでX氏とA子さん、事務所の社長の3人で2回、さらにその後、A子さんの “スポンサー” を名乗る知人男性と事務所の社長、X氏の3人で2回、都合4回の会合が持たれ、謝罪を求められたそうです。
この時点で解決金の話し合いはX氏に対してのもので伊東氏に対するものではなかった。
X氏は、X氏に対し約100万円の解決金を提案しましたが、“知人男性” は『A子さんは、そんな額では応じないようです』と話し、決裂したそうです。
その後何故か伊東氏に飛び火していきました。
12月にはX氏はA子さんからすでに訴えを起こされており、更にその後、別件のように伊東氏に飛び火し、訴えが起こされたという運びです。
伊東氏はこのとき、自分には非がないのは自分がわかっていたので、代表を降ろされたときは、納得できない気持ちでした。
選手生命を潰さないために一日も早い解決を望むと言うが・・
加藤博太郎氏は「虚偽告訴だと自信を持っている。こういうことで選手を潰していいのか。(3月の)W杯予選もあり、警察は捜査を急ぐと言ってくれている。貴重な選手生命を考えても一刻も早く不起訴に」と話す。
どれぐらい早く解決に迎えるかを性加害問題に詳しい若狭弁護士の見解を聞いてみましょう。
性加害問題に詳しい若狭弁護士が伊東純也さんのケースへの見解
伊東の性加害疑惑が起訴か不起訴かの結論が出るだけでも「1年以上かかる」との見通しを示した。
*仮に性行為自体を認めるのであれば、同意の下かどうかが争点になる。
性犯罪が認められるか、虚偽告訴が認められるかということだ。
*伊東側の虚偽告訴 認められなかった場合、罪は重くなると思います。
*今後 すぐ拘束されることはないと思いますが、事情聴取は当然されると思います。
警察において性犯罪が「認められる」という動きになれば、出頭要請はあると思います。
期間としては、まず起訴か不起訴かという結論が出るまでに1年以上かかるでしょう。一般的には、性犯罪で否認しているのならば、結論が出るまでに1年かかります。
仮に起訴されて裁判となれば、その裁判が確定するまでには、今から2~3年はかかると思います。
と話しています。
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